心優しき日本人を代表して、小マダムマッサージ屋でキレてきたわよ!
言いすぎ?
台北で嬉しいこと。
それはマッサージが安いこと。
そして台北で許せないこと。
それは、人によってプロ意識に差があること。
昨日もいつものごとくマッサージ店に足を運んだ小マダム。
行先はこの記事でおすすめしてしまった、
「六星集足體養身會館 南京会館」(⇒の記事 )。
先日行った際に担当してくれたおじさまの技術は
なかなかのものだったので、今回も満足を信じフロントに降り立った。
もはや彼が何番だったかなど覚えていないので、
そこに待機していた女マッサージ師が私の担当になった。
そこから60分の全身マッサージ。
きっとその一時間が
彼女にとって2011年4月17日で一番の思い出になっただろう。
小マダムマッサージ店では
ノーイングリッシュ、ノーチャイニーズで通す。
理由は話しかけられるのが面倒だから。
リラックスできないじゃない。
日本語だけしか喋れないってわかると大体これでOK?くらいしか言ってこない。
もちろんその日も受付から日本語のみ。
メニューも日本語で書いてあるから
そもそも話さなくても大丈夫ですよってことでしょ。
個室に入り始まったマッサージ。
まぁ、大してうまくない。
むしろ下手な方に属すくらいのもの。
今日は運が悪かったなぁ、3000円くらいだしいいか、
と思いながらうつ伏せになっていた。
基本的に台湾のマッサージは強めで揉み返しがきやすいので
痛い時はすぐに弱くしてくれと頼む。
その彼女も案の定強めにぐいぐいと押してくるので
「弱くしてください」というと「わかった」と。
しかし10分も経たず忘れてしまうらしく、また同じ強さに戻る。
だから「痛い、痛いです」、と言うと
「いたい~、いたい~」と下手な日本語で歌い出すではないか。
カチンと来たのだが、
”これくらい外国ではよくあることだわ”と意に介さない小マダム。
静かに何事もなかったように横たわっていた。
まぁ、日本人なら絶対言わないだろうけどね。
ところが、時間も終盤に差し掛かったころ、
マッサージの手を止め彼女が何かを中国語で言ってきたのだ。
「○○」、わたしにはその二文字であろう単語がわからなかった。
だから「わからないです」と言うとそれでもさらに言ってくる。
こんなとこで緊急事態な二文字とも思えず
どうでもいいことであることは確か。
ところが”なんでわからないの?”というすでに馬鹿にした雰囲気。
いい加減揉み始めて欲しいので
中国語で「その単語の意味がわからない」と答えた。
するとどうだろう。
言い換えるわけでもなく、その女、鼻で笑ったのだ。
「ふん、わからないの。あっそう。ふふふん」と。
小マダムキレた。
そのころには仰向けになっていたので、
上に掛けられていたタオルを右手でバサッと翻し起き上がる。
そして、わたしの膝あたりにいた彼女の顔30センチほどに詰め寄る。
「なに?私外国人なの。外人が中国語わからないことがそんなにおかしい?」
「当たり前なんじゃないの?そんなこと」
言うまでもないがここから私は全て中国語で話している。
10年ほど前に北京に半年ほど留学していたわたし。
ある程度は話せるのだ。
先ほどまで日本語以外しゃべれない、と言っていた日本の女が
突如すらすらと中国語を語気を強めて話しだす。
しかも台湾人が怖がる、大陸の北京語、巻き舌でだ。
きっとまずい、か、怖いとでも思ったのだろう。
さっきとは打って変わって「肩が凝ってるの?肩が?」
と、媚びるように上目遣いで言ってきた。
「もう結構です。終わりにして」、
無下もなく言い放つ小マダムにまだ全身ですり寄ってくる。
施術台から降り、服を取り出し、
「服を着替えたいからこの部屋から出てってくれ」というと、まだ四の五の言い続けている。
あなたが上目遣いしても一ミリも心が動かないの、わからないの?
なかなか出てかないから、
目の前で着ていた作務衣脱ぎ捨てて裸になってやったわ。
そしたらさすがにもう駄目だと悟ったらしくすごすごと出ていった。
着替え終わり、それでも懇願のまなざしを向ける奴を無視し、受付に向かった。
責任者らしき女性に何かを耳打ちするあの女。
「彼女の態度は最悪だ。気分が悪い。私は一元たりとも払うつもりはない。」
そう言うと「こちらで・・・」と別席に案内しようとするが、
「話すことなどないです。さっさと靴出して。早く!」
「ここでは外人が中国語わからないと笑いだすように教育してるんですか。私には信じられない。」
すると料金はいりません、申し訳ありません、だそうで。
まだ、周りに助けを求めている女に無言で睨み黙らせ、
料金をある意味踏み倒し出てきた。
小マダムは許さない。
日本人の気の良さにつけこみ、小馬鹿にするような態度をとる人間を。
日本人は気が弱いから言い返さないと甘くみて、好き勝手してくる人間を。
そして、その場でその無礼を成敗する。
本当のところを言えば、彼女が悪かったのだ。
このお店自体が悪いのではない。
でももう二度と行こうって気にならないわよね。
なので、一度推薦しててごめんなさい。
このマッサージ店、小マダム的に”なし”だわ。
気を取り直して再びマッサージ店探しの旅へ。
すてきなお店見つけたらまた懲りずに”おすすめ!”と書こうと思います。
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