小マダムの逆襲はここから始まる。
今でも耳から離れない。
「金が欲しければ外で稼いでこい」
泣き叫ぶあの女。
声だけじゃなく、その情景までありありと脳裏に焼き付いている。
あなたの息子と結婚するために全部辞めてきたんですけど!
大好きだった会社もパン屋も泣きながら辞めてきたんですけど!
小マダム、実は結婚前凄まじいスケジュールで働いていた。
平日は朝6時過ぎからパン屋でパンをこね、
9時から18時ごろまで秘書として働く二宮金次郎ぶり。
この際、そこ時間かぶってない?的なご指摘は
聞かなかったことにしたい。
そんな私を許してくれたあの会社。
本当に感謝しかない。
土曜日も日曜日もへとへとに働いていたが、それでも楽しくて仕方がなかった。
まさかそれが”パン屋上がりの金目当ての女”なんて発想を生み出すとは思わなかったけど。
でも、それもこの国に来るために全て辞さなければならなかった。
”なぜ私だけ”、世の奥様方誰しもが囚われるこの思いに小マダムも苦しんできた。
そして「金遣いが荒らそうだから私が管理するわ」、
その一言から始まったこの生活。
年収を1/5にされ、社長である姑になぜそこまでするのか理由を問い、
彼の正当な報酬を要求した時の言葉。
それが冒頭の「金が欲しければ外で稼いでこい」だった。
こんなことを言われる嫁が世にいるのだろうか。
それで私があなたにひれ伏すとでも思ったの?
たった2000万円で私が、周りがそうであるように、
あなたにかしずくとでも思ったの?
残念ながらあなたの誤算はもうその時点ですでに始まっていたのよ。
あの言葉、逆手に取った小マダム。
即座に紹介会社に登録、そして昨日内定の連絡があった。
「100%日本語で、日本企業相手の仕事しかやりたくありません」
紹介会社でも暴言級のセリフを放ち、
まさか来るわけがないと思っていた矢先。
あの女が「私が決めたこと」というなんとも非論理的な理由でボーナスの支給を今年も止めた矢先。
この仕事の紹介が舞い込んだ。
まさしく私の希望をそのまま実現したような仕事。
神はどうやら私を見放さなかったようだ。
面接も2つ目の質問が「お酒好きですか」と、
小マダム大好物の問いかけ。
思わずコンマ何秒かで「好きです」と前のめりで答えて失笑を買った。
「小マダムさんが会社に入ってきたとき、この人以外いないと思いました」
その言葉を聞いて、不覚にも涙を流してしまった。
人はどのように復讐をするのだろう。
地獄に堕ちろと念じる人。
その現実からいち早く抜け出る人。
そして、同じ次元で仕返しをする人。
小マダムは決めている。
最高の復讐。
それは、
その人間の高みに立つ、こと。
同じ次元に立つことも、そして自分の手を汚すこともない。
おのずと自分たちの浅はかさを自覚させることができる。
これ以上の復讐は考えられない。
だから、ここから鬼嫁小マダムは逆襲へと動き出す。
今は色んな”しがらみ”があって、小マダムを取り巻く現状をお伝えすることができない。
でもあと半年、いや、もっと早く、全てを白日の下にさらす日がやって来るはずだ。
ある、ひとつの家庭が落ちていく。
それをこんな間近でみることができるなんて、ある意味私は幸運なのかもしれない。
今一つだけ確信できること。
それは、その家庭に私と主人は含まれないということ。
それまでは、今まで通り、
小マダムまたイケてるツバメ探しに奔走することにするわ。
こんな内容で、コメントなんて書けるかよ、って感じよね。
そんな意見も露知らず、コメント欄作っちゃった。
読者登録してくださる方の
一言ひとことにいつも嬉しくなっている小マダム。
アメーバの使い方が分かっておらず、
返信ができないというアナログっぷり。
こんなところでお礼が言えたなら。
お暇だったら一言ください。
小マダム器がおちょこの裏くらいなので、
否定的なコメントは怒りで読めません。
こんな姿勢じゃ藤田社長から怒られる?
小マダムもどうしても気になってしまうランキング。
ひとつ上がるだけで小躍りしてます。
↓↓ぜひクリックを↓↓明日も書きます。頑張ります。
ブログ村ランキング